1990年4月15日オックスフォード生まれ。アレックスという弟がいる。5歳までフランスで過ごし、その後イギリスに移住。父親クリス・ワトソンと母親ジャクリーヌ・ルースビーは、ともに英国人で弁護士(1995年に離婚し、二人とも再婚。)。
ハリー・ポッターがエマにとって初めての出演映画だが、才能に恵まれた彼女は幼少の頃から学校の学芸会などで才能を発揮、話題となった。7歳のときには、学校のデイジー・プラット朗読コンテストで詩を読み、優勝している。 「賢者の石」出演後、学校の舞台「若き日のアーサー王」でモーガン・ル･フェを演じたほか、「幸福な王子」の主役に抜擢されたこともある。また、1998年ビル･コスビー主演のコメディ「Kids Say the Darndest Things」に出演した。
賢者の石の出演が決まったことについては、「何と表現していいか分かりませんが、とても嬉しいです。」、「３歳くらいからずっと女優になりたいと思っていました。どうしてもこの役を演りたかったので、オーディションではとても緊張しました」としっかりした口調で話している。またコロンバス監督は「この３人の相乗効果は素晴らしいもので、まるで3人で電気的反応を起こしているみたいだった」と語っている。
スポーツが得意で、ホッケー、ラウンダーズ(野球に似た球技)、陸上競技、ネットボール(バスケットボールに似たゲームで、7人のチームでサッカーボールを使って行う)、スカル(ボート競技の一種)などもこなす。 趣味は旅行、歌、ダンス(サルサ、ストリートジャズ、社交ダンス)など多岐にわたっている。
学校の成績も優秀で、GCSE試験では「8科目がA*(特A)と2科目でA」、大学入試のためのAレベル試験では受験した3科目が全て「A」という素晴らしい結果を残している。2009年9月、米国アイビーリーグの名門ブラウン大学に入学。その後
2011年10月から同大学を休学し、英オックスフォード大へ編入すると発表（ブラウン大でいじめられたという噂は否定）。1年間の勉学の後、2013年からブラウン大学へ復学、2014年に卒業した。
エマが5歳のときに両親は離婚したが、その後二人とも再婚。父親の再婚で異母弟トビー（2003年生まれ）と二人の異母妹（一卵性双生児）ルーシーとニーナ（2004年生まれ）、母親の再婚で2人の義弟がいる。ルーシーとニーナは『バレエ・シューズ』でエマの役の若いころを演じた。
俳優業のかたわら、ジェンダー平等や女性の地位向上に取り組み、2014年には国連ウィメン親善大使に就任。
女性の地位向上やジェンダー平等推進に男性を参加させることを目的とした「HeForShe（ヒーフォーシー）」キャンペーンの顔となった。
ファッション界のサスティナビリティ（※）の熱烈な支持者でもあり、アパレルブランドのサスティナビリティ度（地球に優しい度合）を消費者がチェックできるアプリ「グッド・オン・ユー（Good On You）」のサポーターも務めている。
2020年には、グッチの役員に就任し、サスティナビリティ委員会の議長を兼任することが発表された。
※環境を破壊せずに持続可能であること
私生活では、これまでイケメン銀行員ジェイ・バリモアや、スペイン人ミュージシャンのラファエル・セブリアンらとの交際が噂され、翌2011年8月にはジョニー・シモンズとのキスがパパラッチされた。
2010年6月にはミュージシャンのジョージ・クレイグとのロマンスが浮上。
その後2011年11月にオックスフォード大OBの米国人ウィル・アダモウィッツとの交際がキャッチされ、2012年4月にキスを激写されたが、二人の交際は2013年夏に破局したことが報じられた。
その後オックスフォードの学生でラグビー代表選手のマシュー・ジャネイ（アツアツバカンス）と交際し、同棲したが、2014年11月に破局。 無言の行で乗り切ったと明かしている。
2015年には、オーストラリアのゴシップ紙が英ハリー王子と交際を報じたが、否定した。
2016年2月には新恋人ウィリアム・ナイトとの熱愛が報じられたが、2017年に破局。
2019年10月にレオ・ロビントンとの交際が発覚、2020年11月に仲良く公園デートしている姿をパパラッチされた。2021年には婚約の噂も出ている。
その後、英ファッション実業家フィリップ・グリーン卿の息子ブランドン・グリーンと18ヶ月交際したが、2023年初めに破局。最近ではシリア難民でBAFTA受賞映画製作者・監督のハッサン・アッカドさんとのランチデートが報じられている。
エマ・ワトソン歴代ボーイフレンド
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